”灯り”と睡眠の関係

”灯り”と睡眠の関係快適な睡眠のために”灯り”について知りましょう。

私たちは日常外界からさまざまな刺激(=ストレス)を受けています。この外界からのストレスに反応するのが自立神経です。
人の自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。交感神経と副交感神経は、シーソーのようにバランスをとって働き、体を安定した状態に保っています。
交感神経は心拍数と血圧を上げ、消化管の働きを抑え体を活動モードにする昼間の活動のための神経です。
副交感神経は「消化吸収のための神経」と呼ばれ、睡眠時やリラックスするときの休息モードの神経です。
この2つの神経が白血球の中の顆粒球とリンパ球の影響を受けて、どちらかが有利になり活動や休息のリズムをつくりだしていきます。
人は明るいところでは、血液の白血球が増え、顆粒球も同じように増えて活性化して、交感神経を刺激してやる気にさせるわけです。また日没後にはリンパ球が増えて副交感神経が優位になりゆったりした気分にさせて、眠りに誘います。

私たちの日常生活では夜も照明が灯り、家の中では蛍光灯や天井から全体を照らす比較的照度の高い照明が多く用いられています。けれども、蛍光灯は明るくて読書にも最適ですが、実は寝る前には支障となりやすいのです。睡眠に入る場合には、30ルクス以上の明かりは障害になるといわれています。

ですから、寝る前の寝室の明かりはできるだけ照度を落とすようにした方がよいでしょう。寝室には光源が直接目に入らないシェイドランプなどの間接照明を用いてリラックスできる空間をつくりましょう。

睡眠を助ける働きをするメラトニンという物質が分泌されるのは、暗くなってからといわれています。
お休み前にこのメラトニンがスムーズに体内分泌されるには、照明を落としてリラックスすることが大切なのです。
また、朝起きたらカーテンを開けて太陽光をしっかり全身に浴びることも重要です。朝の目覚めをスッキリさせる効果があるのです。

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